不思議の国のアリス
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「02.キノコ」
「ふんふんふーん♪」 素敵な光景にアリスは上機嫌です。 さっそくお花を摘んで花輪を作り出しました。 「ふんふふんふーん♪できた〜」 どうやらきれいな花輪が出来たようです。 「ふふふふふ、ダイナがいたら被せてあげるんだけどなぁ。きっと、とってもかわいくなるわ」 ダイナとはアリスの飼っている仔猫の名前です。 まだまだ1歳にも満たない小さな猫で、アリスはこの子が大好きでした。 「ぁーぁ、家を出る時にダイナも連れてくればよかったわ」 花輪を放り投げてアリスはお花の上に仰向けに寝転びました。 空には雲一つなく、お日様もこっちを見て笑っているようです。 あまりの心地よさに、いつしか、アリスは眠ってしまいました。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 「くちゅっ!」 どれくらい寝ていたのでしょうか。 春とはいえ少し冷えてしまったのでしょう。アリスはくしゃみで目が覚めました。 「ん〜、よく寝た!お腹も空いたしそろそろ帰ろうかしら」 伸びをして立ち上がろうとした、その時 「あら?」 アリスは自分が寝ていた所のすぐそばに一本のキノコが生えていたことに気づきました。
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