不思議の国のアリス←←第2話
「03.空腹」りんごの様に赤い、大きなキノコです。 アリスはそっとキノコを摘まんでみました。見れば見るほど美味しそうなキノコです。 くぅぅぅ〜・・・・・・ アリスのお腹が鳴りました。 「どうしよう。お腹も減ってるし、食べてみようかしら?」 「でも、ちょっとお待ちアリス」 アリスは自分で自分を止めました。 アリスには自分と会話をする、という癖があったのです。 「私 知っているわ。キノコを食べる時には毒があるかどうか調べないといけないのよね」 アリスはこの時、少し得意そうに言いました。 と、いうのも、この前アリスが読んだ本の主人公が知らずに毒キノコを食べて苦しんでいたので、 アリスはキノコの毒が危険であることを知っていたのです。 そこで、アリスはキノコをひっくり返したり、太陽にすかしてみたりしました。 「でも、このキノコには『食べるな危険』なんてどこにも書いてないから、多分大丈夫ね」 「いただきま〜す」
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